中学受験って一度始めるとやめるのにも勇気が必要です。
そもそも中学受験に向いていないお子様もいるので、やらない勇気も必要です。
元塾講師の目線で、どういうタイプのお子様が中学受験に向いていないか解説していきます。
中学受験以前にそもそも基本的な学力がない
案外多いのはこのタイプです。
学校の小学校のテストでほとんど満点が取れないレベルで中学受験をするのは無謀です。
いや、頑張れば・・・。
頑張り方が違います。中学受験をやるにしてもまずは、
です。
中学受験塾に通えば、基本的なことはそのうちできるようになるという考え方は大間違いです!
学校で満点を取れる学力がない、でも受験がしたいという方は「スタディサプリ」がオススメです。理由は
基礎学力をしっかり作り上げた上で、中学受験の塾選びといきましょう。そういう意味でも月額980円でできるスタディサプリは中学受験に向けた良いトライアルになるでしょう。
集中力がない
集中力は中学受験において非常に重要です。
例えば、塾に通った場合、週に3回、3h程度授業を受けることになります。特に、集団授業の場合、集中できずにぼけっとしている子はかなりいます。
また、問題演習時も一生懸命解いている子と、解答待ちでぼけっとしてしまっている子と別れてしまいます。
つまり、高い月謝を払って行かせる塾を生かすために集中力が必要です。
その他に集中力が必要な場面は?
言うまでもなく家庭学習です。
家庭学習は、保護者の方がカリキュラムを組むケースが多いので、それに沿って学習を進める必要があります。
当然、塾の先生よりも、親の言うことの方が聞きませんから集中できない子はなかなか学力を定着させることができません。
目標(なんのために中学受験しているのか)がない
中学受験は、長く辛い戦いです。
なので、目標がない子は絶対に続きません。特に5,6年生は反抗期が同時にやってくるケースが多いので騙し騙し中学受験を続けることは難しくなるでしょう。
親が中学受験をさせたく、なんとなく始めさせた場合、この弊害が早いうちから出てくるはずです。
最低でも、学校見学などに連れて行き、ここの学校にいきたいというモチベーションを持つ。さらには、この学校でこれがやりたいというところまであると、勉強が手段になるので合格にぐっと近くはずです。
まとめ
中学受験は長期戦です。
親の協力は必要不可欠ですが、結局テストに臨むのは本人です。
そういう意味で、「今」ではなく「ここから数年」モチベーションが続かない要因が複数ある場合は、もう1度本当にやるべきか考える必要があります。